フラメンコギターのピカード奏法

ピカードはフラメンコギター奏法の一つです。

私の通っている教室ではアポヤンドと言っておりますけど、ピカードのことでした。

アポヤンド/ピカードというのは、人差指と中指を交互に使って弦を一音ずつ鳴らし、スケールを弾くときに、弾いた直後、勢い余って指が隣の弦に押し付けられるような弾き方です。

それに対して、隣の弦には触れないで、引っ掛けるように弦を鳴らす弾き方を、アルアレイといいます。

(中指、ピカード/アポヤンドで弾いている様子)

(中指、アルアレイ)

写真を撮るために、変な構え方になってますけど、まあ、指のとこだけ参考にしてください。

アポヤンドとピカードの違い

アポヤンドというのは、クラシックギターの呼び方で、フラメンコではピカードというのですね。アポヤンドはわりと優しく弾くそうですが、フラメンコのピカードは突き刺すように鋭く弾きます。pikarというのが「刺す」という意味だそうです。

私は、クラシックより先にフラメンコを学びましたもので、優しいアポヤンドというのが、なんだかなじめません。ピカードになってしまいます。

ピカード奏法では、右手の位置は、ブリッジ寄りです。親指がホールにちょっとかかっているかというくらいの位置です。これにより硬く歯切れのよい音になります。

そして、爪で弦を掻き切るように力強く、弦と爪が「キンッ!」となるくらいの勢いで、鳴らします。

フラメンコギターの激しい演奏を近くで聴くと、ボディがなっている音とは別に、弦と爪のキンキンいう音が聞こえます。

ピカード奏法で力強く弾くと、速く弾けます。

始めたばかりのころは、隣の弦まで大きく動かすのに、なかなか素早くはできず、モタモタしてしまいますが、慣れれば、アルアレイより速く動かせるようになります。

パコ・デ・ルシアなどフラメンコギタリストのピカードは、むっちゃくちゃ速いです。

しかし、速さだけ真似ても上手には聞こえませんので、ゆっくりでもいいから、力強く、粒の揃った音を心がけましょう。

[フラメンコギター] ブログ村キーワード