パコ・デ・ルシア

パコ・デ・ルシアが2014年2月26日に公演先のメキシコで、家族と海水浴中に心臓麻痺でお亡くなりになったとのこと。

享年66歳。若い!

灼熱のギタリスト

フラメンコ界のマイルス・デイビスと私は勝手に呼んでいるのですが、フラメンコギターの可能性を一気に広げた方でしたね。

ジャズマンたちと組んだり、バンドにカホンやハーモニカを入れたり。

クラシック曲も演奏して、スペイン王立劇場で公演した、はじめてのフラメンコギタリストだったということです。

CDはほとんど全部(30枚くらい)もっておりますが、生で見たことがなかった。

なんとも残念。

やはり会っておきたい人には会えるうちにあっておくべきです。日本公演もあったのになあ。

パコ・デ・ルシア 天才の生き方

泳ぐのが大好きと、DVD「フランシスコ・サンチェス」で語っておられました。

(フランシスコ・サンチェスはパコ・デ・ルシアの本名)

このDVDで印象的だったのは「いつのまにかこうなっていた。自分で決めたことは何もない。」と話していたことです。

運命に従っているうちに、世界一のフラメンコギタリストになっていたんだということですね。

世の中には、憧れの世界に入り、全てをなげうって努力しても芽の出ない人っているし、恵まれた環境にいながら、隣の芝生ばっかり見て、目的も定まらず、なんの偉業も残さないという人もいます。

生まれながらフラメンコギタリストの環境で育ち、疑いなくその道を突き進み、といって古い伝統にも縛られず、やってくるチャンスは拒まず、いつしか世界一というパコ・デ・ルシアみたいな生き方、そうそうできるものではないと思いますけれども、学ぶべきところあると思うなあ。

置かれた環境をラッキーと思い、ベストを尽くして生きていきたいと思います。

(ギターの話だけじゃなくて、家業とか、地域とか、才能とか、友人たちとか。)