フラメンコギターのすすめ

ギターを始めたいという人は、たいていアコースティックギターで楽しくフォークソングを歌おうとか、ロックバンドでエレキギターを鳴らしてワイルドに生きようとか、賢そうに見えるようにクラシックギターだったりと思います。

いきなり、フラメンコギターを弾きたい!っていう人は少ないと思うのですけど、このブログはフラメンコギターのブログですから、フラメンコギターをススメたい理由を書いてみます。

フラメンコギタリストには希少価値がある

フラメンコギターが弾ける人が、クラスや職場の同僚にいます?

バンドやってたとか、禁じられた遊びが弾けるというような人はゴロゴロおられるでしょうが、フラメンコは、音楽好きが集まっても、まあ、そんなに出会わないでしょう。

珍しいんです。希少価値があります。

ああ、あのフラメンコギターの人、と覚えてもらいやすいです。

珍しいので、バンドのメンバーに誘われるかもしれません。

私も昔、ブルーコメッツのコピーバンドに誘われました。(出番はちょっとでしたけど。)

踊りの伴奏にも呼ばれました。(女性に囲まれて楽しかったです。)

珍しいことをしていると、お得なことが多いです。

ヘタでもうまく聞こえる

フラメンコの曲を知っている人も少ないので、適当にフレーズやラスゲアードをつなげていれば、なんだか上手に聞こえます。

指使いが見えない!超絶技巧!と、びっくりしてくれます。

たいしたことしてないんですけど。

本格的にギターをやっている人の目と耳は誤魔化せませんが、素人は騙せますね。

特に、夜のストリートでやっているようなギター小僧からは、尊敬されます。

ちょいと速弾きでもしてみせれば、ホンモノのギタリストだと思ってくれるようです。

意外と簡単に弾ける

フラメンコギターの演奏は、もちろん難しいテクニックもありますけど、あんがい簡単なのです。

何が簡単なのかといえば、コード進行が単純で、ジャズのコードみたいに、やたらいろんな指の形を覚えなくてもいいところです。

クラシックみたいに、2弦と4弦と6弦だけを同時に鳴らす、みたいなややこしいこともなくて、基本的にストロークは、上からか下からか、ジャンっと鳴らします。

かき鳴らしのラスゲアードは、その延長線にあると考えると良いでしょう。

トレモロも、一見難しそうですが、アルペジオの延長だと考えると良いです。

一番難しいのは、コンパスという、拍子のとり方ですね。

これは日本人のリズム感とスペイン人のリズム感の違いみたいなところがあるので、演歌やポップスのリズムに馴染んでいると、身につけるのは難しいです。

こればかりは、フラメンコを聴き倒さなければなりません。

楽器はクラシックギターでOK

とりあえず普通のクラシックギターの中古でも手に入れられば、練習はできます。リサイクル屋で探せば、3000円くらいで入手できるでしょう。ヤフオクでもよく出品されてますし。

始めるのに敷居は高くないってことです。

ちょっと弾けるようになってきたら、ものたりなくなって、本格的なフラメンコギターが欲しくなると思いますが、違いのわかるようになってからでも遅くありません。

ただ、間違えてもスチール弦のアコースティックギターで練習しないほうがいいです。爪が割れます。

楽譜はネットで探しましょう

楽譜は、楽器屋さんでもあんまり置いてないですが、いまどきアマゾンや楽天で検索すれば売っております。

いきなりパコ・デ・ルシアのコピー集などは難しすぎるので、初心者向けの本が良いですね。

教室もあります

ヤマハのギター教室みたいなところでは、フラメンコは教えてないかもしれませんけど、昭和の昔のフラメンコブームだった時の人たちが、まだ現役でおられるはずです。

自宅教室で教えておられたりするので、ネットで検索したり楽器屋さんで聞いてみたりして、探してみましょう。

教則ビデオなどで独学もできますが、やっぱり先生についたほうが上達は早いです。

クラシックやボサノバも弾けるようになります

フラメンコギターのテクニックは多彩であり、指使いも激しく力強く弾く習慣ができます。右手のテクニックは、ギターの中でも最高峰だと思っております。

エレキのロックは畑違いとしても、クラシックやボサノバには、移行したり、並行して学びやすいと思います。

クラシックやボサノヴァは、どちらかといえば、左手が忙しいですね。