フラメンコギターの楽譜について

フラメンコギターの楽譜は、基本的にはクラシックギターと変わりませんけど、フラメンコならではの表記があります。

音符の上に、×印がついているのは、薬指でボディを叩くゴルペの意味です。

和音の横に波線が入っているのはラスゲアード、矢印はジャラランと指を滑らす方向、トレモロの記号もあります。

クラシックの楽譜だと、トレモロは、1音1音、キチンと音符が書かれていますが、フラメンコのトレモロは、クラシックより音が一つ多いので、全部書くのが大変なのかも?

何分の何拍子の記述がなかったりすることもあります。

本場のフラメンコギタリストは、楽譜を使わないとか、読めないと聞いたことがあります。耳と手写しで覚えるのでしょう。

プロがアンサンブルをする際でも、本番までのリハーサルができない場合は、動画で指づかいを撮って、打ち合わせするんだとか。

フラメンコの曲は、気分でどんどん変わっていくものだし、楽譜は、覚え書き程度で考えていればいいのではないでしょうか。

私の師匠も、楽譜の途中で、この部分はあんまり面白くないから、前にやった曲の後半につなげてみよう、覚えてるかい? とか言って、気ままにアレンジされます。

以前、何かの雑誌で、フラメンコの曲を分析して、この部分はリディアンだの、エオリアンだの解説しているのを読んだことがありますが、この分析に、なんか意味あんのかな? と思った記憶があります。

本場のフラメンコギタリストは、そんなこと、考えたこともないでしょう。
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