フラメンコギターの中古ってどうなの?

フラメンコギターも中古なら安い!とは限りません。この世界、ビンテージってあります。

同じ楽器でも、管楽器などは中古になると安くなっていくようですが、弦楽器って、古いほど高くなっていったりします。

木工製品というものは、できあがってから、年月が経って初めて味が出てくるといいますので、あるていど弾きこまれたギターのほうが良い音色になるみたいです。

もちろん、ちゃんと名のある製作者の手によるギターの話ですけど。

(ただし、バイオリンの銘機と違って、ギターは寿命が短いと言われます。長持ちしても100年くらいだそうで。)

最初のギターは安物のクラシックを改造

初めてのギターは無名の中古の安物でもいいかな、とは思います。メーカーの大量生産品ですね。クラシックの安物の中古を、フラメンコ用に改造してしまうのもありです。ゴルペ板を貼れば、フラメンコギターっぽくなります。

安くて当たりだったらラッキーだし、不満を感じるようになれば、テクニックが上がって耳が肥えてきたってことです。違いがわかるようになってから、レベルアップしたほうが感動が大きいです。

弾けもしないうちから、いきなりいいギターを買っても、続けられなかったら宝の持ち腐れですね。

そこそこレベルのギターを弾き込んで、仲間内やバーやライブハウスや路上で酷使するのが良いと思います。

私は、フラメンコの踊りの教室に頼み込んで、バイレ(踊り)の練習のバックで弾かせてもらってたことがあります。(曲は限られてましたけど。)

踊りの伴奏なんて、ひたすらラスゲアードです。最初のギターは、けっこう乱暴に酷使しておりました。(爪も酷使)

フラメンコ教室は、わりと若いママさんがたくさんおられまして、楽しかったです。踊りの発表会でも弾かせてもらいました。

こういうのもフラメンコギターの楽しみのひとつであります。

中古フラメンコギターの選び方

ギターを使い倒そうといっても、はじめから、あまりにも使い込んでいてフレットが摩耗しているとか、いくらチューニングしても、音が合わないとかは良くないです。耳が狂います。弾く気も失せてしまうでしょう。

開放で引いたときと、12フレットを押さえた時はオクターブ違いになっているはずですが、これがなっていないとか、ダメですね。

まともな状態にするのには、けっこうなリペア費用がかかりますから、せめて音の狂いのないものにしましょう。

踊りの後ろで弾くなら、ある程度の音量も必要です。

モワモワこもっていて、全然響かないというのは、ストレスが溜まります。

傷があるとか塗装が禿げているとか、見栄えが悪いのは、目をつぶりましょう。演奏するのにはさほど関係のないところです。

ピックでガチャガチャやって、ボディの上に弧を描いたような傷だらけのクラシックギターを見たことがありますが、そんなに気にしなくてもいいんじゃないでしょうか。

古いフラメンコギターで、まだ、ゴルペ板がない時代のものなんでしょうが、ゴルペの位置に穴が開いているのを見たことがあります。さすがにあれは、もう演奏にはつかえないでしょう。お店の飾り用にいいかも。

ペグが傷んでいるのは、わりと簡単に交換できます。

判断が難しければ、だれか詳しい人と一緒にお店に行って、選ぶのがいいと思います。専門店なら、お店の人が教えてくれますが、専門店においてあるのは、けっこう高いのが多いですね。